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粗忽の使者

そこつのししゃ

別名 · 尻ひねり · 尻ねじり · 治部右衛門

滑稽噺江戸武家屋敷粗忽

使者に立ったそそっかしい侍が、大切な口上を覚えようと隠居へ教わる。

情景

使者の間。武家の衣装を借りた大工。釘抜きの、冷たい光。

登場人物

あらすじ

  1. そそっかしい侍・治部右衛門が親類への使者に立つ。
  2. 使者の間で「口上を失念した」と告げる。
  3. 幼い頃から尻をつねられると思い出すと言い、家老がつねるが足りない。
  4. 大工の留が「留太夫」と名乗らされ、釘抜きでつねる——。

みどころ

聴くとき

「して、お使者の口上は?」——その前の叫び。

結末

  1. 治部右衛門が「思い出してござる」と叫ぶ。
  2. 家老が口上を尋ねる。
  3. 「屋敷を出る折、聞かずにまいった…」。

オチ

尻をつねって思い出す手段は成功するが、思い出す中身がない。

サゲ

「屋敷を出る折、聞かずにまいった…」

原話は『軽口百登瓢箪』「そさうな寄合」系。 別名『尻ひねり』『治部右衛門』。原話は『軽口百登瓢箪』「そさうな寄合」系。

ほかに