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そば清

そばせい

別名 · 蕎麦の羽織 · 羽織の蕎麦

A滑稽噺江戸・上方そば屋考え

そばの大食いで金を取る清兵衛。五十枚を前に、山で見た草へ手を伸ばす。

情景

江戸のそば屋。盛りそばの山。信州の山道に、黄色い草。

登場人物

あらすじ

  1. 江戸のそば屋で、見知らぬ男が盛りそばを大量に平らげる。
  2. 常連が賭けを持ちかけ、二十枚、三十枚と勝たれる。男は通称「そば清」。
  3. 五十枚に怯み、信州へ。山でウワバミが猟師を丸呑みし、黄色い草を舐めて腹を戻すのを見る。
  4. 消化の薬だ、と草を持ち帰り、江戸でまた大食いに挑む——。

みどころ

聴くとき

草を舐め、障子の向こうへ入った清を待つ間。

結末

  1. 五十枚前後を食い、休憩に草を舐める。
  2. 様子を見に来た連中が障子を開けると、清の姿はない。
  3. そばが羽織を着て座っている——草は人間を溶かす蛇含草だった。

オチ

大食いのあとに舐めた草は消化の薬ではなく、人を溶かす蛇含草。清の姿は消え、そばだけが羽織を着て座る。

サゲ

そばが羽織を着て座っていた。

上方『蛇含草』は餅。三木助がそばに替えて江戸へ。枚数は演者差。

ほかに