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道灌

どうかん

別名 · 太田道灌

滑稽噺江戸地口

屏風の山吹から、八五郎は太田道灌と一首の歌の話を聞く。

情景

隠居の貼り雑ぜの屏風。村雨、山吹の枝、歌を書き写す八五郎。

登場人物

あらすじ

  1. 八五郎は隠居の屏風の絵を尋ね、太田道灌の山吹の里の故事を聞く。
  2. 村雨の中で道灌へ山吹の枝を差し出した娘の意を、隠居は歌の「実」と「蓑」の掛詞で説明する。
  3. 八五郎は歌を書いてもらい、雨具を借りに来る男へ使おうとする。
  4. 雨が降ると、その男が家へ飛び込んでくる。

みどころ

聴くとき

八五郎が山吹の歌を書いてもらうところ。

結末

  1. 男は傘を持ち、用は提灯。八五郎は蓑を貸してと言わせて歌を詠む。
  2. つっかえ、「都々逸か」と聞かれ「お前も歌道に暗いな」。
  3. 男「角が暗えから提灯を借りに来た」。

オチ

「歌道に暗い」を「角が暗い」と聞き違える。教養の話が、提灯の用向きに負ける。

サゲ

「角が暗えから提灯を借りに来た」

別題は「太田道灌」。前座の定番だが、金馬・小さんも得意とした。原話は八百屋の亭主が河童と合羽を掛ける地口。

ほかに