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ぬけうら
滑稽噺江戸長屋隣人地口
長屋の抜け道を止めるため、鋳掛屋のよっちゃんが猛犬の声を引き受ける。
通行人が絶えない長屋の路地。『猛犬注意』の張り紙の陰で、よっちゃんが吠える。
よっちゃんが焼酎を重ね、犬の声より酔った声が目立ち始めるところ。
事情を承知しているという『承知の上』を、飲んでいる『焼酎の上』に重ねる地口。
「いいえ、みんな焼酎(承知)の上です」
五代目柳亭燕路作とされ、四代目三遊亭円遊が演じた小品。サゲが離れるとして、円遊は酔った鳴き役を『犬がトラになった』とする型にも改めた。