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みずやのとみ
滑稽噺江戸長屋考えオチ
水を売り歩く男が千両の富籤に当たり、持ち歩けない金の置き場に困る。
下町の長屋。水桶の揺れ。縁の下の、暗い土。
さお竹の先が金に当たるたび、水屋がようやく安心するところ。
縁の下の当せん金を毎日さおで確かめる癖を見られ、金を失った水屋がかえって安堵する。
「ああ、これで苦労がなくなった」
水屋は上水の水を下町へ桶で運び、一杯四文で売る行商。富籤の金額を変える口演はあるが、保存資料では千両型を本線とする。