← もどる

紋三郎稲荷

もんざぶろういなり

別名 · 紋三郎

滑稽噺江戸宿街道状況

狐皮の胴服を着た侍が、松戸宿へ駕籠で向かう。

情景

松戸への駕籠。本陣の庭。稲荷の祠の、夜。

登場人物

あらすじ

  1. 江戸勤務の侍が、防寒の狐皮を着て一人旅に出る。
  2. 駕籠屋に松戸まで運ばれ、眠っている間に眷属と噂される。
  3. 悪戯心で化け狐を装うと、本陣は大もてなし。近隣まで拝みに来る。
  4. ばれるのを恐れ、夜に抜け出そうとする——。

みどころ

聴くとき

抜け出そうとする夜。祠の方の、気配。

結末

  1. 庭の稲荷から本物の狐夫婦が現れる。
  2. 「化かすのは人間には敵わねえ」。
  3. 偽者の勝利を、本物が認める。

オチ

人間の悪戯が狐を超える。本物が、偽者の上手を認める。

サゲ

「化かすのは人間には敵わねえ」

めずらしい噺と評されることあり。本線は本物の降参。

ほかに